中国IT大手、アリババ集団(
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報道によれば、馬氏は準備が大詰めを迎えている千問の春節プロジェクトチームを視察し、大規模言語モデル(LLM)の連休中の安定稼働や活用状況についてチームと意見を交わした。今回の訪問は対外的には公表されておらず、社内向けの業務調査の一環だったとされる。現場の社員によると、馬氏は帽子姿で終始リラックスした様子で、メンバーと交流し、記念撮影にも応じた。
「春節ごちそう計画」は、アリババ集団傘下の淘宝(タオバオ)や閃購(インスタントコマース)、「飛猪(フリギー)」、「高徳(Amap)」、盒馬鮮生(フーマ・フレッシュ)などのプラットフォームを通じて2月6日から正式に開始する。飲食や旅行、エンターテインメントなどの消費シーンを対象に、「代金無料」や多額の現金「紅包(お年玉)」を提供する。今回のキャンペーンはアリババ集団の春節イベントとして過去最大規模となる。千問Appは1月中旬から各エコシステムと連携してAIショッピング機能のテストを開始しており、単なる対話機能を超えて消費者の実生活に浸透させる狙い。