29日の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日続伸。終値は前日比0.51%高の27968.09ポイントだった。中国企業指数は0.42%高の9552.58ポイント。メインボードの売買代金は概算で3319億9000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上すると、一時、心理的節目の28000ポイントに乗せる場面もあった。後場は上値の重さが目立ったが、終値は2021年7月16日以来、およそ4年半ぶりの高値を連日で更新した。指数は前日まで6営業日続伸した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、米ドル安の進行を受けて香港を含む新興国市場に資金が流入するとの見方や、中国当局の景気対策への期待から買いが広がった。
ハンセン指数構成銘柄では、中国海外発展(
00688)や龍湖集団(
00960)が6%前後上昇するなど、本土不動産株が大幅高。信義ガラス(
00868)が7%超上昇したほか、金相場の上昇を受けて紫金鉱業集団(
02899)も買われた。半面、四半期決算を発表したサンズ・チャイナ(
01928)が8%近く下げたほか、同業の銀河娯楽(
00027)も売られた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.00%安の5841.10ポイント。美的集団(
00300)や海爾智家(
06690)が買われた半面、地平線機器人(
09660)や華虹半導体(
01347)が下落率上位だった。指数構成銘柄以外では、25年12月中間決算で大幅増益となる見通しを発表した玖龍紙業(
02689)が10%近く上昇したほか、音楽生成AI「MiniMax Music 2.5」をローンチしたミニマックス(
00100)は一時20%超上昇した。