| 2026-01-21 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(20日):ダウ870米ドル安、グリーンランドを巡る対EU関税脅迫を嫌気
20日のNY株式相場は大幅続落。3連休明けの取引だったが、グリーンランド問題を巡り、トランプ米大統領が欧州8カ国からの輸入品に2月1日から10%の追加関税をかけると発表し、6月1日から25%に引き上げるとした。フランスに対しては仏産ワインとシャンパンに200%関税を課す考えを示した。欧州も報復措置を検討していると伝えられたほか、デンマークの年金基金が米国債投資から撤退すると報じられたことで、米株売り、米債売り、米ドル売りが強まった。
ダウ平均は下落してスタートすると、一時931米ドル安まで下落し、870.74米ドル安(-1.76%)で終了。ナスダック総合も2.39%安で終了し、ともに大幅2営業日続落した。下落率はともに昨年10月10日以来の大きさとなった。
S&P500の11セクターは生活必需品を除く10セクターが下落。IT、一般消費財、金融、コミュニケーション、資本財、不動産などが大幅に下落した。米10年債利回りは先週末の4.231%から4.294%に上昇し、投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の15ポイント台から20ポイント台に急上昇した。
安全資産とされる金は4%近く上昇し、史上最高値を更新。産金株のニューモントは4.22%上昇し、上場来高値を更新した。