2025-07-31 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、米利下げ期待が後退 中国製造業PMIは予想下振れ
31日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて米国の利下げ期待が後退し、相場の重しとなっているもよう。一方、中国国家統計局と中国物流採購聯合会が発表した2025年7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3だった。市場予想は49.7(前月実績は49.7)。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.12%安の24895.30ポイントで推移している。個別では、美団(
03690)やAIAグループ(
01299)が売られて指数を押し下げているほか、第三者割当増資計画を発表した無錫薬明康徳新薬開発(
02359)や四半期決算を発表した新東方教育科技(
09901)の下落も目立つ。半面、恒隆地産(
00101)や中国生物製薬(
01177)が買われている。