2025-07-28 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続落、一時3600ポイント回復も前引け間際にマイナス圏
週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.17%安の3587.69ポイントだった。深セン成分指数は0.16%安の11150.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1230億9800万元だった。
上海総合指数は序盤に上げ幅を拡大し、一時、心理的節目の3600ポイントに乗せる場面もあったが、前引け間際に再びマイナス圏に沈んだ。前週末の米株高が好感されたほか、米国と中国が関税の一時停止措置を90日間延長する見通しとの報道が好感された。ただ、最近の上昇を受けて利益確定の売りが広がったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を29−30日に控えて様子見ムードも強く、相場の重しとなった。セクター別では、石炭が全面安となったほか、バッテリー素材や貴金属も売られた。半面、保険や電子部品、製薬などが買われた。
上海B株指数は0.31%安の267.33ポイント、深センB株指数は0.80%高の1297.91ポイントだった。