24日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。終値は前日比0.51%高の25667.18ポイントだった。中国企業指数は0.18%高の9257.62ポイント。メインボードの売買代金は概算で2948億1000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に上げ幅を拡大すると、その後もプラス圏で推移し、終値は2021年11月16日以来、約3年8カ月ぶり高値だった。前日のNY市場やきょうの中国本土市場の上昇が好感されたほか、中国の何立峰副首相が7月27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うと中国商務部が発表したことを受け、米中協議の進展期待が高まった。
ハンセン指数構成銘柄では、信義光能(
00968)が8%近く上昇したほか、中国宏橋(
01378)や中升集団(
00881)、中国中信(
00267)も高かった。半面、JDドットコム(
09618)やアリババ集団(
09988)が売られて重しとなったほか、安踏体育用品(
02020)や百度(
09888)も安かった。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.05%安の5743.00ポイント。ASMPT(
00522)が11%超上昇したほか、センスタイム(
00020)や華虹半導体(
01347)も高かった。半面、蔚来集団(
09866)や百度、ネットイース(
09999)が売られた。指数構成銘柄以外では、12月18日付で海南島内での「ゼロ関税」輸入品の割合が大幅に引き上げられることを受け、中国旅遊集団中免(
01880)や海南美蘭国際空港(
00357)が大幅高となった。