2025-07-24 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日続伸、徐々に上げ幅拡大 海南島関連銘柄に買い
24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前日比0.59%高の25688.87ポイントだった。中国企業指数は0.41%高の9279.40ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1643億8000万HKドル。
ハンセン指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後は徐々に上げ幅を拡大し、プラス圏で堅調に推移した。前日の米株高が好感されたほか、中国の何立峰副首相が7月27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うと中国商務部が発表したことを受け、米中協議の進展期待が高まった。ただ、指数は前日に終値で2021年11月17日以来およそ3年8カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが重しとなった。
個別では、中升集団(
00881)や信義光能(
00968)、中通快逓(
02057)などが大きく買われたほか、12月18日付で海南島内での「ゼロ関税」輸入品の割合が大幅に引き上げられることを受け、中国旅遊集団中免(
01880)や海南美蘭国際空港(
00357)も大幅高となった。半面、安踏体育用品(
02020)やネットイース(
09999)、百度(
09888)などが安かった。