2025-07-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続伸、25000ポイントを回復 SMICなどに買い
22日前場の香港市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.25%高の25057.11ポイントだった。中国企業指数は0.01%高の9040.82ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で1377億8000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の25000ポイントに乗せてスタート。買い一巡後は節目を割り込み、マイナス圏に沈む場面もあったが、下値の堅さを確認すると再び上向きに転じた。前日におよそ3年8カ月ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となったものの、米ドル高・香港ドル安が一服し、香港からの資金流出懸念が和らいだことや、米長期金利の低下、中国政府による過当競争の抑制に向けた措置などが好感されている。
個別では、半導体受託製造のSMIC(
00981)、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、産金大手の紫金鉱業集団(
02899)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、香港地場系銘柄の長江和記実業(
00001)、長江実業集団(
01113)などが高い。半面、教育関連の新東方教育科技(
09901)、香港銀行株の中銀香港(
02388)、新興新エネルギー自動車メーカーの理想汽車(
02015)、大型ネット株の美団(
03690)などが下げた。