2025-07-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、米中貿易摩擦を巡る懸念が緩和 石炭株などに買い
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.34%高の3528.90ポイントだった。深セン成分指数は0.30%高の10905.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆150億2100万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、徐々に上げ幅を拡大した。前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、本土市場でも買いが広がった。また、トランプ米大統領が中国への態度を軟化させており、中国の習近平国家主席と会談するため、8月12日に期限を迎える追加関税の一時停止措置をさらに3カ月延長する可能性もあると伝わり、米中貿易摩擦を巡る懸念が緩和した。セクター別では、バッテリー素材や石炭、採掘などが買われた半面、ゲームや自動車サービス、不動産サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.05%高の260.28ポイント、深センB株指数は0.08%高の1253.30ポイントだった。