中国大唐集団傘下の発電事業者、大唐国際発電(
00991/
601991)は17日大引け後、2025年1−6月期の電力販売量が前年同期比1.3%増の1239億9340万キロワット時(kWh)だったと発表した。うち、石炭火力発電は1.7%減の873億5180kWhと1.7%減ったものの、新エネルギー(風力、太陽光)発電が30%超増えて穴埋めした。同社は「新エネルギー発電機の継続的な容量拡大が影響した」と説明した。
6月30日時点の発電容量は計8万890メガワット(MW)、うち石炭火力発電は4万7834MW、ガス火力発電は7135MW、水力発電は9205MW、風力発電は1万226MW、太陽光発電は6490MW。25年上半期に設置した新規発電容量は計1777.45MWで、内訳は石炭火力発電が660MW、ガス火力発電が502MW、風力発電は167MW、太陽光発電は448MW。
6月30日時点の平均電力卸売価格は1メガワット時(MWh)当たり444.48元で、前年同期比3.95%下落した。