2025-07-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり小反発、方向感乏しく 狭いレンジでもみ合い
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小反発。前場終値は前日比0.09%高の3506.94ポイントだった。深セン成分指数は0.87%高の10813.75ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8987億5700万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ狭いレンジでもみ合った。足元の上昇で指数が3500ポイント付近で推移しており、利益確定売りが上値を抑えた。半面、米中協議の進展や、中国当局による景気下支え策への期待が根強く、下値は固かった。
セクター別では、電子部品、通信設備、金融・投資関連、消費者向け電子製品などが高い。半面、不動産開発、不動産サービス、貴金属、ガスなどが売られた。
上海B株指数は0.12%安の259.54ポイント、深センB株指数は0.41%高の1247.31ポイントだった。