中国の石油化学メーカー、シノペック上海石化(
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1トン当たりの平均販売価格はディーゼル油が6496元、ガソリンが8054元で、それぞれ前年同期比で6.2%、7.6%低下。ジェット燃料は4828元で、15.1%低下した。
化学製品部門では、パラキシレン(PX)の販売量が35万2500トンで売り上げが21億2400万元。ポリエチレン(PE)の販売量が26万4300トンで売り上げが20億4900万元、ポリプロピレン(PP)の販売量が19万200トンで売り上げが14億2100万元だった。
1トン当たりの平均販売価格はパラキシレンが6026元、ポリエチレンが5926元で、それぞれ前年同期比で19.2%、2.7%低下。ポリプロピレンは7471元で、1.2%低下した。
一方、原油の平均精製コストは4002元と8.7%低下した。