民営自動車メーカー大手の吉利汽車(
00175)はこのほど組織再編を発表した。「吉利銀河マーケティング事業群」を「1つの中間プラットフォーム、2つの事業部」体制に再編し、「中国星(チャイナスター)」「銀河(ギャラクシー)」「雷達(レーダー)」「翼真(LEVC:ロンドンEVカンパニー)」の4ブランドを管理する。『AAストックス』が14日伝えた。
吉利汽車の販売子会社で総経理を務めた范峻毅氏が「吉利銀河マーケティング事業群」の総経理に就任し、「銀河ブランドマーケティング事業部」総経理を兼務。同時に「雷達」「翼真」ブランドを直接管轄し、部門間連携の障壁を打破する。
今回の再編では「小さな中間プラットフォーム、大きな前線」モデルを採用。リソースを現場の業務部門に集中し、「中国星ブランドマーケティング事業部」がガソリン車ブランド「中国星」と電動ピックアップトラックブランド「雷達」を、「銀河ブランドマーケティング事業部」が「銀河」シリーズと「翼真」ブランドをそれぞれ主導。前線と後方支援の中間的機能である中間プラットフォームが共通サポートを提供する体制となる。
吉利汽車の株価は日本時間午後0時47分現在、前営業日比0.46%高の17.66HKドルで推移している。