2025-07-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、米中協議の進展期待や政策期待で 銀行株が全面高
週明け14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.43%高の3525.40ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の10671.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9722億7900万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。ベッセント米財務長官が先週、今後数週間に中国側と協議すると発言したことを受け、米中協議の進展に対する期待が高まっているほか、中国政府による景気支援策への期待も強く、買いが広がった。一方、中国の税関総署が14日発表した2025年6月の米ドル建て貿易統計は、輸出が前年同月比5.8%増となり、市場予想(5.0%増)を上回った。セクター別では、銀行が全面高となったほか、電機や貴金属も買われた。半面、ゲームや文化・メディア、不動産開発などが売られた。
上海B株指数は0.07%高の262.90ポイント、深センB株指数は0.18%安の1249.46ポイントだった。