2025-07-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:安寄り後に上げ、中国の景気刺激策に期待
週明け14日の香港市場でハンセン指数は反落して寄り付いた直後、上げに転じた。トランプ米政権が先週、複数の国に関税率引き上げを通告したことで、市場で貿易交渉への不安が高まった半面、中国の景気刺激策に対する期待が相場の支えとなっている。また、6月の中国貿易統計がきょう発表される。結果を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。
指数は日本時間午前10時40分現在、前営業日比0.21%安の24189.19ポイントで推移している。個別では、前週末に2025年6月中間決算見通しを発表した中国神華能源(
01088)と紫金鉱業集団(
02899)が買われている。ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)、ボトル入り飲料水大手の農夫山泉(
09633)も高い。半面、ネット株の百度(
09888)とJDドットコム(
09618)、火鍋チェーン海底撈国際(
06862)、製薬の石薬集団(
01093)が売られている。