2025-07-10 |
中国/業界動向/自動車・二輪 |
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1−6月の新車販売台数は11%増、新エネ車は40%増=中国汽車工業協会
中国汽車工業協会(CAAM)はこのほど、2025年1−6月の新車販売台数が前年同期比11.4%増の1565万3000台だったと発表した。生産台数は同12.5%増の1562万1000台だった。『信報』が10日伝えた。
うち、新エネルギー車(純電気車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車)の販売台数は40.3%増の693万7000台で、自動車販売全体の44.3%を占めた。輸出台数は自動車全体で308万3000台と10.4%増え、うち新エネ車は75.2%増の106万台だった。
CAAMの担当者は、中国国内では買い替えを促す「以旧換新」政策が効果を発揮し、市場が大きく改善していると指摘。新エネ車も高い成長を維持しているとした。下期については、「両新」(消費財買い替え促進と大規模設備更新)政策の推進やメーカーによる新型車の相次ぐ投入などで消費の押し上げが期待され、自動車産業は引き続き健全で安定的に推移するとみている。