10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.09%高の23914.79ポイントだった。中国企業指数は0.30%高の8622.71ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1257億HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んでもみ合い、値動きは方向感を欠いた。前日の米株高が好感されたほか、米中協議の進展期待から買いが入ったものの、中国では来週前半にかけて金融統計や物価統計、国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表が控えており、結果を見極めようと様子見ムードも強く、相場の重しとなった。
個別では、舜宇光学科技(
02382)やBYDエレクトロニック(
00285)、中通快逓(
02057)などの上昇が目立った。半面、九龍倉置業地産(
01997)やBYD(
01211)が大きく下げたほか、JDドットコム(
09618)やアリババ集団(
09988)などテック株も安かった。