中国の携帯端末部品メーカー、Qテクノロジー(
01478)は8日大引け後、2025年6月の主要製品の販売量を発表した。カメラモジュールは前年同月比4.1%増の3434万8000個だった。中・高級製品と携帯電話用以外の製品に力を入れる経営戦略が影響した。前月比では1.3%増えた。
用途別では、携帯電話用カメラモジュールは3264万8000個で、前年同月比1.5%増、前月比0.8%増。仕様別内訳は、画像サイズ32メガピクセル未満の製品が前年同月比2.5%増の1602万4000個、32メガピクセル以上の製品は0.6%増の1662万4000個だった。携帯電話用以外のカメラモジュールは99.3%増の170万個となった。
指紋認証モジュール販売量は1390万個で、市場シェアが拡大したことから前年同月比7.3%増、顧客の製品サイクルによる影響を受けたため前月比では8.8%減だった。