2025-07-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、太陽光発電設備とバッテリー素材が全面高
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.58%高の3493.16ポイントだった。深セン成分指数は1.27%高の10568.25ポイントと3営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8729億6800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、前引けにかけて上げ幅を拡大。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感は根強いものの、中国との貿易交渉は進展するとの期待から買いが優勢となった。ベッセント米財務長官は7日に出演した米CNBCテレビの番組で、「今後数週間以内に中国の交渉相手と会う予定だ」と述べた。もっとも、心理的節目の3500ポイントが意識され、上値は重く伸び悩んだ。
太陽光発電設備とバッテリー素材が全面高のほか、ガラス、ゲーム、電子部品が買われた。一方、保険、銀行、電力が売られた。
上海B株指数は0.18%高の260.33ポイント、深センB株指数は0.28%高の1236.42ポイント。