週明け7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.45%安の23808.91ポイントだった。中国企業指数0.44%安の8571.73ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1095億HKドル。
ハンセン指数は下落して始まり、マイナス圏の狭いレンジで推移した。4日のNY市場が独立記念日の休場で手掛かり難のなか、中国本土の主要株価指数が軟調な動きとなり、地合いが悪化。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感や、米長期金利の上昇圧力も引き続き警戒されているもよう。
個別では生活アプリ運営の美団(
03690)、金融株の招商銀行(
03968)、中国人寿保険(
02628)、AIAグループ(
01299)が売られ、相場の重荷となった。医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)と無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、ガラスメーカーの信義ガラス(
00868)と信義光能(
00968)は反落。スマートフォン・車載部品メーカーのBYDエレクトロニック(
00285)も安い。一方、不動産開発の華潤置地(
01109)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(
01928)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)が買われた。