中国政府系の不動産デベロッパー、中国海外発展(
00688)は4日大引け後、2025年6月の不動産販売額が前年同月比36.3%減の297億1300万元、販売面積が同6.7%減の137万1800平方メートルだったと発表した。うち、傘下の中国海外宏洋(
00081)の不動産販売額は40億4200万元、販売面積は39万2100平方メートルだった。
1−6月累計では、不動産販売額が前年同期比19.0%減の1201億5000万元、販売面積が同5.9%減の511万9800平方メートルとなった。これとは別に6月末時点で61億3600万元相当の物件について、契約に合意している。
中国海外発展は6月北京市、天津市、山東省青島市、済南市で新たに計5区画の開発用地を取得した。用地取得額は計110億2900万元だった。一方、中国海外宏洋は安徽省合肥市で計4区画の開発用地を取得した。用地取得額は計8億100万元だった。