4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.41％高の3475.24ポイントだった。深セン成分指数は0.05％高の10540.00ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8627億8000万元だった。

　上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、徐々に上げ幅を拡大した。前日発表の米雇用統計が予想以上に良好だったことで、米利下げ期待が後退したものの、中国政府による景気対策への期待は強く、買いが広がった。セクター別では、銀行や保険が全面高となったほか、ゲームや電力も高かった。半面、美容関連やバッテリー素材、貴金属などが売られた。

　上海B株指数は0.20％高の259.94ポイント、深センB株指数は0.14％安の1233.95ポイントだった。