中国国際金融（CICC）は最新リポートで、7月のマカオカジノ収入は186億−202億パタカとなり、6月の210億6400万パタカに比べ4.1−11.7％減少すると予想した。前年同月比では0.03−8.6％増となる見通し。1日当たり平均では6億−6億5000万パタカとなり、コロナ禍前の2019年7月を18−24％下回る水準となる。『信報』が3日伝えた。

　個別では、MGMチャイナ（02282）をトップピックとし、次いでサンズ・チャイナ（01928）、銀河娯楽（00027）、メルコ・インターナショナル（00200）、ウィン・マカオ（01128）の順に選好している。投資判断はいずれも「アウトパフォーム」とし、目標株価はそれぞれ15.4HKドル、19HKドル、40.8HKドル、5.3HKドル、6.9HKドルに設定した。また、メルコリゾーツ＆エンターテインメント（MLCO）と澳門博彩控股（00880）の投資判断を「中立」とし、目標株価をそれぞれ5.8米ドル、2.1HKドルに設定した。