2025-07-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、様子見ムードが重し 半導体株など安い
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.04%安の3456.51ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の10432.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8497億1700万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立った。中東情勢を巡る警戒感が後退しているほか、中国政府による景気対策への期待は強いものの、米連邦準備理事会(FRB)が景気指標として重視する6月の米雇用統計が3日に発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、半導体や電子部品、コンシューマーエレクトロニクスなどが売られた半面、太陽光発電設備や採掘、銀行などが買われた。
上海B株指数は0.20%高の258.60ポイント、深センB株指数は0.36%高の1225.19ポイントだった。