2025-06-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、軍需関連などに買い
週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.20%高の3431.18ポイントだった。深セン成分指数は0.54%高の10434.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9142億9500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、総じてプラス圏でもみ合った。寄り付きとほぼ同時に中国国家統計局が発表した2025年6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.7となり、市場コンセンサス予想(49.7)と一致した。3カ月連続で景況感の分かれ目となる50を下回ったものの、前月比では0.2ポイント上昇した。
セクター別では、軍需関連が全面高。ゲーム、宝飾品、通信設備なども高い。半面、銀行、証券、バッテリー素材、セメント・建材などが売られた。
上海B株指数は0.34%安の257.33ポイント、深センB株指数は0.07%高の1202.64ポイント。