2025-06-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、大型ネット株・金融株に売り
週明け30日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。大型ネット株や金融株が売られ、相場の重荷となっている。寄り付き後に中国国家統計局が発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.7と市場予想通り。前月比で0.2ポイント上昇したものの、3カ月連続で景況感の分かれ目となる50を下回った。
指数は日本時間午前10時50分現在、前営業日比0.51%安の24160.07ポイントで推移している。個別では、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)、生活アプリ運営の美団(
03690)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)がそろって下落。銀行株の中銀香港(
02388)、招商銀行(
03968)、中国銀行(
03988)、中国建設銀行(
00939)も売られている。半面、半導体受託製造のSMIC(
00981)、オンラインゲームのネットイース(
09999)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)が高い。