HSBCグローバルリサーチは最新リポートで、6月1−22日のマカオのカジノ収入は148億パタカとなり、うち16−22日は1日当たり6億8600万パタカと前週からほぼ横ばいだったと指摘した。6月の残りの日数のカジノ収入が1日当たり平均6億2000万−7億パタカだったと仮定した場合、6月全体では前年同月比11−15%増の197億−204億パタカになると試算した。『AAストックス』が24日伝えた。
HSBCは、個別では引き続きMGMチャイナ(
02282)を選好しており、投資判断を「買い」、目標株価を14.5HKドルにそれぞれ設定した。厳しい経営環境下でも強力な執行力と高効率の運営で好業績が期待できるとした。また、銀河娯楽(
00027)についても、カペラホテルの開業がシェア拡大につながるとし、投資判断を「買い」、目標株価を41.5HKドルにそれぞれ設定した。
日本時間午後3時37分現在、関連銘柄の株価は以下の通り。
■MGMチャイナ(
02282):12.10HKドル(前日比5.22%高)
■銀河娯楽(
00027):33.95HKドル(同2.72%高)