2025-06-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、中東の地政学リスクを嫌気
週明け16日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。イスラエルとイランの攻撃の応酬が収拾する見通しがなく、緊迫した情勢が続くなかでリスク回避の売りが優勢となっている。中国国家統計局が午前に発表する5月の小売売上高などの主要経済指標を見極めたい投資家は、積極的な売買を手控えているもよう。
指数は日本時間午前10時30分現在、前営業日比0.42%安の23791.79ポイントで推移している。個別では、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)と無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、製薬の中国生物製薬(
01177)が安い。大型ネット株の美団(
03690)とアリババ集団(
09988)も売られている。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)、CNOOC(
00883)、シノペック(
00386)が上昇。