2025-06-04 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、もみ合いながら上げ幅拡大 バッテリー関連に買い
4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.43%高の3376.58ポイントだった。深セン成分指数は0.91%高の10148.98ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7270億400万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、もみ合いながら上げ幅を拡大した。中国と米国の首脳協議が週内にも開かれ、貿易交渉の行き詰まりが解消に向かうとの期待が引き続き相場を支えた。中国当局の産業支援策も好感。中国の工業情報化部など5部局は先ごろ、2025年の「新エネルギー車下郷活動」を展開すると通知した。農村地域の低炭素交通体系の構築と消費拡大を目指すとしている。
セクター別では、バッテリー素材とレアメタルが全面高。バッテリー、宝飾品、投資・金融関連なども高い。半面、航空・空港運営、物流、農薬などが軟調。
上海B株指数は0.57%高の257.12ポイント、深センB株指数は0.14%高の1188.16ポイントだった。