2025-05-28 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、朝高後に下げ ハイテク株・自動車株に売り
28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.55%安の23254.45ポイントだった。中国企業指数は0.37%安の8438.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で999億4000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、続伸して始まった。しかし買い一巡後に下げに転じ、次第に下落幅を拡大。中国本土市場の主要株価指数が安くなる場面が目立ち、投資家心理が悪化したもよう。ハイテク株を中心に足元で買われていた銘柄が下落し、相場の重荷となった。
個別では、前日高かった製薬の翰森製薬(
03692)、教育サービスの新東方教育科技(
09901)が下落。中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)と子会社の阿里健康(
00241)、生活アプリ運営の美団(
03690)もそろって反落した。自動車メーカーのBYD(
01211)と理想汽車(
02015)、半導体受託製造のSMIC(
00981)が売られた。一方、前日大引け後に2025年1−3月期決算を発表した快手科技(
01024)が5%超高。飲料大手の農夫山泉(
09633)とバドワイザーAPAC(
01876)、ゲーム大手のネットイース(
09999)は続伸した。