2025-05-26 |
香港/企業動向/電子・IT |
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レノボグループ、サウジに工場建設 26年に生産開始予定
パソコンの世界最大手、レノボグループ(
00992)の鄭孝明最高財務責任者(CFO)はこのほど、生産拠点の多元化・分散を進めており、関税の影響下でもコスト抑制は可能であり、シェアを拡大していきたいとの考えを明らかにした。また、サウジアラビア政府系ファンド傘下のAlatと共同で中東に生産拠点(年産能力は100万台)を新たに設ける計画で、26年の生産開始を予定している。『香港01』が26日伝えた。
新生産拠点はリヤド国際空港から車で約15分の距離にある特別統合物流地区(SILZ)に建設し、PCやサーバーを生産する予定。サウジアラビア地区で直接的に1万5000人、間接的に4万5000人の雇用機会を創出する見通し。
レノボグループの株価は日本時間午後2時44分現在、前営業日比2.21%安の9.29HKドルで推移している。