2025-05-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、米関税政策の不透明感などが重し 製薬株などに売り
週明け26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.30%安の3338.42ポイントだった。深セン成分指数は0.71%安の10060.36ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6471億3800万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上したが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。中国当局による追加の景気対策への期待は強いものの、前週末の米株安が嫌気されたほか、米国の関税政策を巡る不透明感は強く、相場の重しとなった。セクター別では、製薬やバイオ、漢方薬などが売られた半面、航空・空港運営が全面高。ゲームや電源設備なども買われた。
上海B株指数は0.92%安の259.59ポイント、深センB株指数は0.45%安の1191.12ポイントだった。