2025-05-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土大引け:続落、終盤に下げ幅拡大 海運・港湾株が全面安
23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.94%安の3348.37ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の10132.41ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1555億8900万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、終盤に下げ幅を広げ、この日の安値圏で取引を終えた。中国政府による追加の景気対策への期待は強いものの、米国の関税政策を巡る不透明感は強く、週末を前に持ち高を調整する動きも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、海運・港湾が全面安となったほか、貿易やゲーム、インターネットサービスも売られた。半面、貴金属や製薬、医療サービスなどが買われた。
A株市場では、奥飛娯楽(
002292)や巨人網絡集団(
002558)が大きく下げたほか、海能達通信(
002583)や欧菲光集団(
002456)、王府井集団(
600859)も売られた。半面、浙江三花智能控制(
002050)や華東医薬(
000963)、BYD(
002594)が買われた。
上海B株指数は0.44%高の262.00ポイント、深センB株指数は0.22%安の1196.52ポイント。