CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、パソコンの世界最大手、レノボグループ(
00992)について、2025年1−3月期決算で非香港会計基準の純利益は前年同期比25%増となり、市場とCLSAの予想をそれぞれ23%、16%上回ったと指摘した。『AAストックス』が23日伝えた。
CLSAは、レノボグループが11カ国に30を超える工場を保有しており、関税の影響を軽減することができるとの見方を示したほか、26年3月期の純利益予想を6%上方修正し、2026−27年3月期の純利益がそれぞれ15億米ドル、16億米ドルになると予想した。一方、目標株価を11.5HKドルから11HKドルに引き下げたが、投資判断は「ホールド」から「アウトパフォーム」に引き上げた。
レノボグループの株価は日本時間午後2時31分現在、前日比0.52%高の9.62HKドルで推移している。