2025-05-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、中国経済指標の発表控え様子見
週明け19日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。午前に発表される4月の中国主要経済指標の内容を確認したい投資家が、積極的な売買を手控えているもよう。米国と中国は10−11日の高官協議で関税の90日間停止に合意しており、最終的な貿易協定に向けた交渉の進展を見定めたいとの気分も強い。
指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.74%安の23171.24ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)と美団(
03690)が売られ、相場の重荷となっている。アリババ集団子会社の阿里健康(
00241)、光学部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)も安い。半面、海運大手の東方海外(
00316)、都市ガスの新奥能源(
02688)が買われている。