2025-05-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、利益確定売りや様子見ムードが重し 銀行株など安い
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.52%安の3363.32ポイントだった。深セン成分指数は0.08%高の10194.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6657億5100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大した。指数はおよそ2カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定の売りが相場の重しとなったほか、週明けには鉱工業生産や小売売上高など4月の主要経済指標の発表も控えており、様子見ムードも強かった。セクター別では、保険と銀行がほぼ全面安となったほか、証券や物流も売られた。半面、自動車部品や自動車サービス、電機が買われた。
上海B株指数は0.18%高の259.17ポイント、深センB株指数は0.34%高の1193.25ポイントだった。