2025-05-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売り優勢 バッテリー素材などに売り
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.42%安の3389.75ポイントだった。深セン成分指数は1.12%安の10238.63ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7404億1800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。序盤は心理的節目の3400ポイントを挟んでもみ合ったが、その後は同節目を下回って推移した。指数が3月20日以来、およそ2カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが優勢。前日に発表された4月の中国金融統計で融資増加額と社会融資総量が市場予想を下回ったことも重荷となったもよう。
セクター別では、バッテリー素材が全面安。ソフトウエア開発、インターネットサービス、電源設備、投資・金融関連、半導体なども安い。半面、美容・ケア、食品・飲料、農業関連などが買われた。
上海B株指数は0.78%安の259.71ポイント、深センB株指数は0.42%安の1193.14ポイントだった。