JDドットコム(
09618)のフードデリバリーサービス「京東外売」は14日、同日昼に発生した一時的なシステム障害について、すでに全面復旧したと発表した。障害は「618」セールイベントに伴う注文急増が原因で発生した。『新浪科技』が14日伝えた。
京東外売によると、システム障害中に配達が20分以上遅れた注文については全額返金し、配達遅延が20分未満の利用者には25元以上の注文で20元を割り引く金券を1枚提供する。また、配達が20分以上遅れて最終的にキャンセルとなった注文の利用者にも、同様の金券を1枚付与する。
このほか、障害によって店舗が調理済みにもかかわらず販売できなかった料理については、京東外売が全額補償する方針。配達員が受注済みだったにもかかわらず正常に配送できなかった場合には、予定されていた配達報酬を全額支払うとした。補償は24時間以内に完了させ、配達員や店舗の不利益が生じないよう対応するとしている。
同日午後には、SNS上で「京東外売がシステム障害」との投稿が相次いだ。京東外売の障害は今年4月22日に続き、1カ月足らずで2度目となる。当時も昼時の注文集中が原因で一時障害が発生し、20分以上の配達遅延に対しては全額返金、障害発生中に注文した全ての利用者に10元の無条件割引券が配布された。