2025-05-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、終盤にプラス圏 海運・港湾などに買い
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.19%高の3381.17ポイントだった。深セン成分指数は0.26%安の10261.62ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7168億5200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合ったが、前場終盤にプラス圏に浮上した。指数は3月20日以来、約2カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となったものの、米中の関税引き下げ合意を受けて停滞していた米中貿易が再開することへの期待から海運や港湾関連などが買われ、地合いを支えた。
セクター別では、保険が全面高。海運・港湾のほか、化学繊維、物流、化学原料なども高い。半面、前日に高かった太陽光発電設備が反落したほか、貴金属、電機、宝飾品、繊維・アパレルなどが売られた。
上海B株指数は0.02%安の260.72ポイント、深センB株指数は0.09%高の1193.18ポイントだった。