2025-05-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に続伸、銀行株が全面高
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.08%高の3371.86ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の10276.61ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8839億8000万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いたものの、次第に上値を切り下げる展開。中国と米国の関税引き下げ合意を受けた買いが続いた半面、指数はトランプ米政権が相互関税を発表する以前の水準を回復しており、一段と買い上がる勢いに乏しい。足元で上昇していた軍需関連銘柄の下落も相場の重荷となった。
セクター別では銀行株が全面高のほか、太陽光発電設備、海運・港湾、繊維・アパレルが買われた。一方、航空宇宙や造船、コンピューター、運輸設備、通信機器が売られた。
上海B株指数は0.17%高の262.43ポイント、深センB株指数は0.11%高の1191.31ポイント。