2025-05-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、プラス圏で推移 米中貿易協議の進展を好感
週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.37%高の3354.53ポイントだった。深セン成分指数は1.06%高の10234.09ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8432億300万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。週末にスイスで行われた関税を巡る米国と中国の協議で「実質的な進展」があったことが好感されたほか、9−10日に発表された中国の主要経済指標がおおむね堅調だったことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、航空・宇宙や造船、通信設備などが買われた半面、貴金属やバイオ、電力などが売られた。
上海B株指数は0.48%高の261.31ポイント、深センB株指数は0.35%高の1188.76ポイントだった。