2025-05-12 |
中国/政策/その他 |
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米中協議で「実質的進展」、12日に共同声明=新華社
中国と米国の経済・貿易分野に関する高官協議が、10日から11日にかけてスイスのジュネーブで行われた。中国側の交渉責任者である何立峰副首相は現地時間11日夜、中国代表団が開いた記者会見で、今回の高官協議が「率直かつ深く踏み込み、建設的だった。重要な共通認識に達するとともに、実質的な進展があった」と述べ、12日に協議の成果を共同声明で公表すると明らかにした。両国が経済・貿易協議の枠組みを設けることで一致し、関係する詳細事項について早期に詰める方針を示した。国営新華社が12日伝えた。
何副首相は「中国と米国の共同努力により協議は成果を収め、対話と協議を通じて対立を解消するための重要な一歩を踏み出した」と語った。今後、意見の隔たりをさらに埋め、協力を深めるための基盤と条件が整ったとした。