2025-05-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏でもみ合い 金融緩和措置などを好感
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.64%高の3337.23ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の10101.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9658億1500万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏でもみ合った。中国と米国が貿易交渉を開始すると伝わったことや、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長が預金準備率と政策金利の引き下げを含む10項目の金融緩和措置を発表したことを好感。もっとも、米中協議をめぐっては先行き不透明感が依然根強く、朝方は上昇率が1%を超えたものの、その後は上げ幅を縮小した。
セクター別では、軍需関連、風力発電設備、建設コンサルティング、不動産開発などが高い。半面、ゲーム、教育、宝飾品、文化・メディアなどが売られた。
上海B株指数は0.53%高の259.21ポイント、深センB株指数は0.35%高の1184.12ポイント。