2025-04-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、連休前に持ち高調整の動き 不動産関連など安い
週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.03%安の3294.02ポイントだった。深セン成分指数は0.43%安の9874.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7158億300万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移。前引けにかけて徐々に下げ幅を縮小したが、前週末終値をわずかに下回って前場の取引を終えた。中国当局が消費活性化策を相次いで発表していることなどが好感されたが、米国の関税政策を巡る不透明感は依然として強く、5月1日からはメーデーの大型連休が始まるとあって、持ち高調整の動きが相場の重しとなった。セクター別では、不動産サービスや不動産開発、観光・ホテルなどを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、ゲームや銀行、鉄鋼が買われた。
上海B株指数は1.55%安の252.18ポイント、深センB株指数は0.08%安の1175.28ポイントだった。