CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、米サンズ社のマカオ子会社、サンズ・チャイナ(
01928)の投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を18.7HKドルにそれぞれ維持した。『信報』が24日伝えた。
CLSAはサンズ・チャイナの2025年1−3月期決算について、調整済みEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は前年同期比12.3%減の5億3500万米ドルとなり、市場予想と一致したものの、CLSAの予想を4%下回ったと指摘した。「ベネチアン・マカオ」が振るわず、売上高ベースのマーケットシェアは22.8%と前四半期から0.7ポイント低下したとしている。一方、「ロンドナー・マカオ」2期が全面的に営業を開始しており、今後、成長の加速が期待できるとした。
サンズ・チャイナの株価は日本時間午後2時14分現在、前日比0.29%安の13.58HKドルで推移している。