2025-04-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、序盤に上げ幅拡大 貴金属株が全面高
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.30%高の3286.44ポイントだった。深セン成分指数は0.72%高の9852.09ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6290億6400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上すると、序盤に一気に上げ幅を拡大し、心理的節目の3300ポイントまであと一歩に迫る場面もあった。18日の国務院常務会議で株式市場と不動産市場の安定維持の方針が確認されたことなどが好感された。ただ、聖金曜日(グッドフライデー)で前週末の米国市場が休場だったほか、香港はきょうまで休場となっており、手掛かり材料に乏しく、買い一巡後は上値の重さが目立った。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、宝飾やインターネットサービスも買われた。半面、銀行や海運・港湾、鉄道・道路などが売られた。
上海B株指数は1.66%安の254.95ポイント、深センB株指数は0.02%安の1175.24ポイントだった。