2025-03-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落で3400ポイント割れ、電機株などに売り
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.94%安の3376.96ポイントだった。深セン成分指数は1.42%安の10725.07ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9605億2500万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、心理的節目の3400ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大した。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が強いなか、週末を前に利益を確定する動きが広がった。一方、決算発表シーズンに入っており、業績などを手掛かりに個別物色が活発だった。セクター別では、電機や宝飾、半導体などが売られた半面、造船が全面高。採掘や漢方薬も買われた。
上海B株指数は0.35%安の274.61ポイント、深センB株指数は0.65%安の1229.10ポイントだった。