2025-03-20 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:5日ぶり反落、利益確定売り 決算発表のテンセントなどが安い
20日の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.18%安の24477.72ポイントだった。中国企業指数は1.18%安の9055.51ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1575億HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大した。前日まで4営業日続伸し、2022年2月以来およそ3年1カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが優勢。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では2025年に2回利下げする見通しが維持されたが、市場の反応は限られた。
個別では、前日大引け後に決算を発表した長江インフラ(
01038)、中国平安保険(
02318)、テンセント(
00700)がそろって売られた。スポーツ用品の李寧(
02331)、安踏体育用品(
02020)、保険大手の中国人寿保険(
02628)、大型ネット株のJDドットコム(
09618)、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)なども安い。半面、製薬会社の石薬集団(
01093)、中国生物製薬(
01177)、翰森製薬(
03692)、海運の東方海外(
00316)、半導体受託製造のSMIC(
00981)などが買いを集めた。