ロイター通信は14日、事情を知る関係者の話として、中国の習近平国家主席が民営部門の事業意欲を刺激するため、同国ビジネスリーダーとの会合を来週にも開く計画だと報じた。中国と米国が技術覇権を巡って対立するなか、習氏は中国新興企業の創業者が事業を国内と海外で拡大するよう励ます意向で、会合は早ければ17日に行われるという。

　消息筋によると、会合にはアリババ集団（09988）創業者の馬雲（ジャック・マー）氏、テンセント（00700）の馬化騰会長、小米集団（01810）の雷軍会長、人型ロボット（ヒューマノイド）メーカー宇樹科技（Unitree）を創業した王興興氏、華為科技（ファーウェイ）の幹部などが招かれる見込み。各社の広報と、国務院弁公室はコメントを控えている。