2024-12-11 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、安寄り後にプラス圏でもみ合い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.22%高の3430.25ポイントだった。深セン成分指数は0.43%高の10859.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1297億4300万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返すと、その後はプラス圏でもみ合った。中国指導部が来年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が11−12日にも開かれると伝わるなか、政策期待は根強いものの、2025年の経済成長目標や追加の景気対策を見極めたいとして、様子見ムードが漂った。
セクター別では、商業・百貨店、宝飾品が全面高。食品・飲料、自動車サービス、コンシューマーエレクトロニクスなども高い。半面、保険が全面安となったほか、銀行、電機、航空・宇宙関連などが下げた。
上海B株指数は0.57%高の281.56ポイント、深センB株指数は0.45%高の1243.91ポイントだった。